旅に出たり掃除に追われているうちに、秋は着実に深まりつつある今日この頃。
旅行に出る前からすごーく気になっていた、隣家から伸びているこの果物の木。 「僕ひとりじゃとても食べ切れないから、はしごでも使って採りたいだけ採っていいからね」と、隣人のN氏にも言われていたのだけど、ついつい収穫&料理する時間がないまま9月も終わろうとしている。 このたわわに生ったりんごや梨をこのままダメにしてしまうのは、どうにも心苦しい。 パールがこっそり拾って食べてはお腹を壊していたプラムは、枝についたままほぼドライフルーツと化してしまった。 プラムもりんごも梨も、ジャムになったものは苦手なので、何か別の方法で大量に消費出来るレシピは...と庭に出るたびに考え込んでいる。 つづきを読む
あんたが悪い、いや君が勝手だ、ともめごとが続いていましたが、実に5年ぶりのパリでの休暇のおかげで、再び夫婦円満を取り戻しつつある我が家であります。
今回はあえてカメラを持たずに出かけ、イギリスの田舎町暮らしでは実現できない事を満喫し、更に“あの頃”を思い出しつつパリ暮らしをしていた頃の週末を再現する、という気分で過ごしてきました。 内輪話なのだけど、私と夫が出会ったのは94年のパリでのこと。 フランス人の友人を通して知り合ったのだけれど、そういう歴史もあってパリは単に生活していた(夫は会社員として、私は学生として)場所以上の思い入れがあるわけです。 それにしても、当たり前だけれど5年前と比べて随分変わった物事あり。 更には、「ある種のことは決して変わらないんだなあ」としみじみ懐かしく感じるものもあり。 当時の自分が夢中になっていたあれこれなどを思い返し、ついつい感傷に浸ってしまった40代中盤にさしかかる私でした。 続きを読む
なんだか色々家庭内が立て込んでしまって、ブログもお休み状態でした。
で、またちょっと旅に出ることになった我が家です。 夫が3週間も一気に有給を消化をしようと休みを取ったのが、そもそも混乱の素だったのだけど。 その間に、内装工事を発注してしまったというのも、これまたトラブルを更に面倒にしてしまったのだけど。 で、その件ですったもんだと夫婦喧嘩などを展開したりで、やれやれ一つ屋根で暮らす大人二人が互いに意地をはり出すと、あまり良い結果にはならないものですね。 ひとまず、家を空けなければならないので、かつて住んでいた気楽さもあるパリに10日ほど滞在するということで、妥協点を得ることになりました。 パールには可哀想だけどまたまたケネルでお留守番。 夫は「太陽とビーチのある休暇を取りたかったのにぃ!」とまだ機嫌を損ねているようだけど、「だったら、自分で事前に時間をかけて旅のプランを立てればいいだろが」と言いたいところをグっと言葉を飲み込んで、日本女性的態度で今回は“夫婦間の危機”を乗り越えることにしましたとさ。 続きを読む
フィンランド旅日記も今日でいよいよ最終回。
きっといい加減飽きられていると思うのだけど、まあこれで終わりですからどうぞお付き合いくださいませ。 テーマは買い物。 まず、フィンランド行きの前から「これだけは買い忘れるな!」と夫と言いあっていたのが、木製キッチングッズ。 随分昔の話だけれど、夫がフィンランド出張した際サラダ用サーバーのような木製ナイフ&フォークを買ってきてくれた。 で、これがまあ長持ちするのなんのって。 イギリスでももちろん似たような物が買えるけれど、この小さな木杓子のようなスプーンが特に欲しかったのだ。 ヘルシンキでも、ラパランタでも、ふつうのおじさんが「山の木さ切ってきて、自分で削って売ってるんだ」風にマーケットで売っていたりしたのだけど、ヘルシンキでは「これって、本当にフィンランド産?」という懐疑心が、ラパランタではもちろん英語がまったく通じずで、結局ヘルシンキンに戻ってから、とあるキッチンショップで偶然見つけたもの。 ついでに、「ケーキをこれだけ焼くんだから、ケーキサーバーのひとつくらいあってもいいよね」と木製ケーキサーバーも買う。 つづきを読む
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