Top
落ち込む自分と付き合う法
b0059962_5485173.jpg
冬が深まってきたぁ~。

週末も寒かったけど、今朝の頬に感じる風の冷たさと言ったら!
これでカランと冬の青空が広がって、霜柱がキラキラと朝日に輝いて、などという状況ならそれはそれで“冬の醍醐味”みたいなものを感じるもの。でも、こう毎日どんよりと暗い天気では....。
午後も3時を回るとあっという間に暗くなって、「あ~、今日も一日があっという間に暮れちゃったねえ」などとパールに話かけながら、薄暗い通りをとぼとぼと散歩する今日この頃。

こう言う時、私はとてつもなくホームシックな感覚に襲われてしまう。

イギリスに暮らし始めて以来、毎年毎年この時期(11月後半から12月)が一番やり切れない季節だった。
周りはまさに国中がクリスマスへ向かって大疾走と言う感じで浮足立っているし、クリスマスプレゼントの買い物だのクリスマス・ディナーの準備だのと、「もうスケジュールが詰まって詰まって!!」と半分うんざり、でも明らかにうれしそうにしている人々を見ると、「私はここに所属してないんだな」という、何とも言えないヒヤリとした気持ちを味わうことになるのだ。




昨年からはパールが居るので「世間は勝手に騒いでればいいわい。私は無関係ですから」という風にスイッチを切り替えて、自分のいつものペースで過ごしつつ、ただひたすらこの馬鹿げたクリスマス騒ぎが終わる12月27日を指折り数えるだけである。

この週末は、夫が週明け(月・火)に泊まりがけで大がかりな会議&パーティーを控えていたせいで、衣装関連(と言っても、仮装パーティーではありません)の準備をしたり、その合間に金曜日にできなかった分の家事を済ませたりで、なんだかちっとものんびりできなかった。

もうこれで2週間も、“家族で過ごす週末”をしていない我が家。
今回はまあ仕事上の事情で仕方ないとしても、先週は向こうの両親が突然夫を泊まりがけで会いに来るように呼び付け(クリスマスに会いに行くんだから、それまで待てないのかね?)、まあ反論もせず嫌々ながら出かける夫も夫だけれど、こっちだって週末にしか出来ない用事が色々あるっていうのに....ブツブツ。

そういうストレスと言うか不満って言うんでしょうか。
やはりどこかに“溜まって”いるみたいなんだな、そういう外に出さないモヤモヤが。
日曜の夕方に、「やれやれ、これじゃあちっとも週末って感じしないな」とうんざりしながら、空っぽの冷蔵庫の残りを総動員して夕食作りをしていると、だんだんそのモヤモヤした怒りが体の中で膨らんでいくような感覚が....。

たいていは「気にしない、気にしない」と、自分をなだめつつコントロールして行くと、そういう感情のうねりみたいのが薄まっていくもの。正直な話をすれば、4~5年前はこう言う状態になる度にちょっとした事(例えば、なんてことない夫の一言とか)でプッチンと切れ、ウギャ~!!と怒り爆発。それまで抑え込んでいた不満を怒鳴り散らすやら、物を投げるやら、なんていうひどい状態になったものでした。

でも、この数年間自分なりにムード・スイングをコントロールする努力をしてみたおかげで、その手の大爆発はしなくなったけれど、“あ、来るな”という予感を察知することはしばしばある。
で、昨日の夕方がまさにそうだった。
ひとまず怒りを何らかの形に変えて外に出そうと思い、野菜を刻みつつ昔よく好きで歌った唄なんぞをかけながら、プチ・カラオケを一人でやりつつ夕食の準備をした。
これはまあ、怒り叫ぶ代わりに歌う事で大声を出してすっきりする、という単純な方法なのだけど、意外と効果はあるのです。

このあと、イライラは多少落ち着いたけれど、「どうしてこんなに切ないのかなあ」的な、説明不可能な物悲しい・空しい気分が一晩中続いていた。おかげで今日は寝不足です。

そんな週末に唯一「自分の時間の楽しみ!」的にやったことが、この↑かぼちゃクッキーを作ることだった。
生地を作って焼くつもりだったのが、時間の都合がつかずそのまま冷凍庫へ。
今朝、散歩から戻ってガチガチに凍ったそれを包丁で叩き切って(冗談じゃなく。それほど硬かった)焼いてみた。
適当に作ったわりには、前回のかぼちゃクッキーよりもサブレのようなサクサク感があって、美味しい!

こういう風に寒くて気持ちも凹んだ時には、ささやかな事だけど自分にとってちょっと特別だなと思える“プチ贅沢”をしてみるのがいい。
独りの夕食には、イーストを使わない生地を使った簡単ピザを作ってみた。これに、村の生協で売っていた唯一のまともな白ワイン、ボルドー産のEntre -Deux-Mersをお供にする。
夕食後は、お気に入りのスペンサー小説でも読み返すかな。それとも、ウッディー・アレンの映画のDVDでも観ようか....。

ややsoggyな仕上がり。あと3分長く焼いてもよかったな。


b0059962_5493743.jpg
















特にお気に入りではありませんが、まともなフランス産ワインはこれしかなかったので。
日本に住んでいる頃は、ボルドーの白なんて大層有り難く感じて飲んだというのに。贅沢になったもんだ。


b0059962_5495349.jpg
[PR]
Top▲ | by mini_robin | 2008-11-25 05:56 | 飼い主日記
<< 寒さ対策を練る | ページトップ | スキン試作 >>
"springleaves" Skin
by Animal Skin