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今週も独り暮らし
日曜の朝6時半。
金曜の夜に出張から戻ったばかりの夫を、再び次の出張へと送り出す。
 
出張の多さにはもう慣れっこだけれど、今朝のような日曜の早朝出発の場合なぜか“独りになる寂しさ”レベルがぐっと上がるような気がする。
なんのかんの言っても、イギリスも日曜日はまだまだ古きヨーロッパ方式。
店は閉まり通りはシンとして、周りから聞こえてくるのは“家族の声”。そしてどこからか漂ってくるのは、早々とサンデー・ランチ(ローストチキンやローストビーフの類の肉料理。家族が集まって日曜に食べる伝統的な習慣からこの名がついているらしい)の支度をする匂い....。





ういえば、ウォーキング仲間のJさんは旦那さまが某日系自動車メーカーのエグゼクティブらしいのだけど、やはり出張が多くて「何が嫌って、日曜に出かけられるのが一番嫌ね。日曜日は家族の時間っていう感じがするから」と話していたっけ。

気持ちを切り替えて散歩に行かねばと思うのだけど、昨夜夫につられてついついワインを飲み過ぎしまい、その流れでついつい口論に至ってしまった。実はこの数カ月、私の日本行きに関して夫と意見が衝突し、プランは立てられないはお互いに嫌な気分になるわで、結構情けない状態なのだ。
その事を思い出すとますます落ち込むので、カラ元気を出して家を出る。
今日もまた晴天。まぶしい日差しが二日酔い気味の目には眩しすぎるぅ~!

2時間ほど日曜の朝の新鮮な空気の中を歩いているうちに、だんだん気分が吹っ切れてきた。ウォーキングの効用の素晴らしさよ。

この数日の陽気のせいだろうか。パブリックパースの途中で、もうすっかりシーズンは終わったと思っていたブラックベリーがたっぷり実をつけているのを見つけた。
退屈そうに待っているパールを無視してせっせと収穫。
隣家の“無料りんご”と混ぜて、apple& blackberry jamを作るぞ!

帰宅後、お茶と梨のケーキで一服してから、すぐさま掃除にかかることにした。
こういう気分の日は、こんな風に体を動かして家事を済ませてしまうのに限るのだ。
その間に、お昼用のパンプキン・スープとナンを仕込んでおく。
そろそろヨーロッパ産のかぼちゃがスーパーに並びだした(たいていイギリスで売っているのは南アフリカ産のもの)ので、この間買っておいて電子レンジで加熱して冷凍しておいたものを使う。

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あとは残り物処理もかねて、人参と玉ねぎ、それと先々週隣町のマーケットで地元の生産者が直接売っていた巨大なガーリックも加える。これはニンニク臭が控えめでほのかなガーリック風味を付けたいときに便利だ。



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人参に火が通りやすいようにこのおろし金でgrateする。これはハードチーズ用なのだけど、こんな風にヒラヒラっと、とても薄く細かくおろせる。




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野菜を炒めしんなりしたら、水と牛乳を加え、塩とコショウで味付け。香りつけの月桂樹の葉も入れて弱火で煮る。

ナンの生地を発酵させるのが約40分。タイマーがなったところでスープの鍋を火から降ろして、ナンを焼くフライパンを温める。私はこの手の少量の煮物には、写真のルクルーゼの蓋つき鍋を使う。その蓋の部分を使ってナンを焼くととても上手く焼けるようだ。

掃除を終え、ナンも焼き上がり、テーブルについたら1時を回っていた。さすがにお腹がぺこぺこである。
“独り暮らしの日々”になる時、できるだけ食事の準備・片付けは簡単なものにしたいなと思うのだけど、同時に「一人分なんて面倒くさい」とTVディナーとかサンドイッチで夕食を済ませるような生活はしたくないなと、できる限りの努力をするようにしている。
一人だとついつい食が細くなるので、意識して気をつけているというのもあるけれど、老後、そしてたぶん一人で暮すようになった時、きっと今よりももっと食事作りが面倒に感じるのが自然なことだろう。
そんな“いつか”の日々の為にも、『これは20年先の暮らしの訓練』と思って食事作りをしている毎日だ。

そして近頃考えたことがある.....。

つづく。



なんだ?

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ははー、これが道端で一生懸命摘んでいたものだな。


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夏みたいな天気。でも、温かいスープでお昼ですか....。


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Top▲ | by mini_robin | 2008-09-22 22:10 | 飼い主日記
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