Top
一人の夕食、一人のデザート
b0059962_1393947.jpg
夫が日曜以来出張している。
今回はアメリカなので、ほぼ丸一週間一人の生活だ。

夫はかなり頻繁に出張するのだけれど、私一人になるとつい食べなくても平気で済ませてしまうので、彼の不在の間は意識的に「独りの食事作りをきちんとやろう」と心に決めている。
Take Awayにも頼らず(と言っても、この村での選択肢はカレー屋1軒、フィッシュ&チップス1軒のどちらかである)スーパーで買う出来合いのものにも頼らずに細々と食事作りをしているのだけれど、どうしてもネタが尽きてくる。
なんとなく買い物も面倒になってきて、日曜以来冷蔵庫に残っている物を使い切り、ほぼ完璧に冷蔵庫が空になったのが昨日のこと。




いい加減、少しまともな物を作ってみるか」と思い立ち、野菜マーケットにあった皮つきとうもろこしを使って、コーンフリッターを初めて作ってみた。(上の写真です)

北海道生まれの私には、イギリスのとうもろこしにお金を出すのはどうにも落ち着かない。毎回毎回頭の中に“ぼったくり”という文字を浮かべながら食べるので、消化にも良くない。
毎年夏になると「とうもろこし、食べたいな」と思うのだけど、先週末に“初物”が出てきた時に思わず買って、その粒の小ささと甘みの無さにがっかりしたばかりなのだ。
そこで「この国のとうもろこしは、なんらかの手を加えないととても食べられない」と新たなレシピを探していたわけです。

で、見つけたのがまたまた登場のHugh F Whittingstall(それにしても長い名前だ)のレシピ
レシピをさっと見ると野菜:粉の割合がアンバランスのような気がしたので、半分の量で恐る恐る作ってみる。
本来はポレンタと薄力粉を混ぜてベースにするのだけど、ポレンタはなし。コリアンダーもなかったので省き、カレーパウダーの代わりにガラムマサラを加えた。

一人用の食事作りのいいところは、とてつもない物が出来上がったとしても「あらら~。大失敗」と自分で頭をかいてトーストでも食べてごまかせば済んでしまうことだ。夫との食事用にはとてもこういう冒険はできない。

さて、結果はと言うと「うーん。これはなかなかいける!」。
フレッシュ・チリを細かく刻んだものを入れたりすると、味にKickがあってさらに良くなるかもしれない。

そして昼の間に作っておいたブラックベリーのケーキがデザート。


b0059962_1444393.jpg

これは前回のブログで紹介した“棚からぼたもちブラックベリー”をなんとか使おうと、ケーキに焼きこんでみたもの。
もともとのレシピは『ノルマンディー風りんごのケーキ』というもので、私のお気に入りレシピのひとつなのだけど、ブラックベリーでは酸味が強すぎかなあ?と思いながら焼いてみた。
「ほほほ。美味しい」
焼いてしばらくおいたので、口当たりがしっとりとして、かすかなベリーのフレーバーとバター風味が口に中に広がる.....。

初めて作ったレシピが成功、ついでに“庭で収穫”したベリーを無駄なく美味しく利用できて、自画自賛の思い込みも手伝って久しぶりに満ち足りた一人の夕食でした。

[PR]
Top▲ | by mini_robin | 2008-08-14 01:48 | キッチン
<< 父帰る | ページトップ | 8月は雨の月 >>
"springleaves" Skin
by Animal Skin