Top
買い物熱
日曜の新聞のファッションページに、化粧品のオンラインショップについての記事があった。

この手の買い物には『根本的な欠陥が存在する。それは買う前に商品を試すことができないという事。例えば口紅ならば、色味が合うかチェックができないし、ナイトクリームを手の平にとってその感触を確かめることもできないから』、とその美容ジャーナリストは説いている。
オンライン・ショッピングの場合、買う前に試すことができないのは何も化粧品だけじゃないので(例えばユニクロのオンラインショップでジーンズ買いましょう、と思っても、試着ではできない)この記事はどこか説得力に欠ける。
それでも、ことオンラインショップに何もかも頼っているような人間(それは私です)にとっては、改めてその“弱点”を突きつけられると、なんとなく「そうかあ。やっぱりオンラインで買い物って限界あるのかもな」という気持ちになってしまうのだ。






それと言うのも、私は何度目かの“オンラインショッピングでの失敗”をやらかしたばかりなのだ。
失敗、と言ってもオーダーを間違ったとか、クレジットカードを余計に引き落とされたとかいう重大なミスではないのだけど、『品物が想像していたのとかなり違っていた』というタイプの失敗である。
b0059962_1151533.jpg

“問題”の商品は、ヘアコンディショナー。
それはウェールズの某自然化粧品サイトから購入したのだけど、もともと石鹸が欲しくてあれこれ検索しているうちにこの店に行きついた。
そして肝心の石鹸の方は大満足で、まあそれはよかった。
ところが、常々「洗い流さないで済むコンディショナーがあれば、ラクチンでいいんだけどな。髪の広がりを抑えてツヤを出してくれるような....」と思っていたところで、そのサイトに『Hair Food』なるものを見つけ、ついつい“クリックしてお買い上げ”の気楽さにつられ、買い物カゴに入れてしまった。
アフリカ産の特別なナッツオイルを主原料に、オリーブオイルだのミツロウだのが含まれて、いかにも“髪にたっぷり栄養を行き渡らせます”と言う風のうたい文句。値段は安くはないのだけど、大きめのジャーだしコストパフォーマンスは良さそうだし、売り上げの一部がアフリカでのチャリティーの一部に寄付されるという“Feel Good Factor(気分を良くしてくれるという付加価値が付いている、の意)”も手伝って早速注文した。↓

b0059962_1155539.jpg
そして3日後にささっと品物が届いて喜んだのもつかの間だった。

早速その夜、髪を洗った後にこのコンディショナー(ポマード状のオイル。この時点であれれ?と気が付くべきだった)を容器の説明文通りにつけて、髪を乾かしてみると.....「ん~、なんかテクスチャーが重いなあ」。
でも、自然化粧品ってたいてい材料がピュア過ぎるので、浸透するのにケミカル系のものよりずぅーっと時間がかかるのよね。きっと明日の朝にはさらっさらの髪になっているはず。
そう期待して眠りについた私が翌朝鏡に見たのは、ペトリと頭に張り付いたような重たげな髪型に変わった自分の姿だった。
「なんか、しばらく髪洗ってない人にこういう感じの人いるよなあ。カウリー・ロード(オックスフォード市の東にある通り。ちょっと異色の地域でドラッグの問題なども頻繁にある)あたりで見かけそうなタイプの人々みたいかも」

日本語のサイトをあれこれ検索して、ソンバーユをヘアケアに使っている人のアドバイスなどを参考に、まあなんとか少量づつ使っていく手もありそうなのだけど、ここ数日の暑さでどろどろに溶けだし始めたこの瓶入りHair Foodを見るたびに、思わずため息が出てしまう。
なにしろ250g入りだから、この先一体何か月もつのだろう?ああ、またオンライン・ショッピングでお金を無駄にしてしまった....と薄暗い気持ちになりつつ、この瓶を冷蔵庫の後ろの方にコソっと隠すことにした私だった。

[PR]
Top▲ | by mini_robin | 2008-07-29 01:18 | 飼い主日記
<< パールからの暑中見舞いメッセージ | ページトップ | 犬流週末の過ごし方~その2 >>
"springleaves" Skin
by Animal Skin