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森の実り
今週は好天続き。

パールも久しぶりに庭で日向ぼっこの日々である。


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ま、まぶしい!

天気が良ければ、毎日のウォーキングもずっと楽しい。
日本の秋のように、『紅葉を愛でながら』とはいかないのだけど(南部では木々の葉はたいてい緑色→オレンジかかった黄色→茶色というサイクルを経て散っていく)、その代わりイギリスの秋の散策の楽しみはベリーをつける木々を眺めることだと思う。

今朝は気温もやや高めだったので、のんびりと2時間くらいパブリック・パースを歩きながら、いつもは素通りする木の実やベリーを拾って、植物図鑑で調べてみることにした。




収穫はこれ。


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ちなみに、イギリスにはカントリー・サイド・コードというのが存在して、基本的には『自然界のものを勝手に収穫・収集して持ち帰ってはいけない』というルール(ルールなので、法律ではない)があるのだけど、foraging(狩猟採集)がこの1年ほどかなり人気になっているらしくて、このブログでもよく登場するRiver Cottageでは野草やキノコ類のforagingをさかんに薦めているし、先日もラジオのりポートで経済停滞が理由と思われるforaging人気についてのリポートがあったりした。

つまり、ベリーやキノコなどを根こそぎ持って帰るのは良くないけれど、『できるだけ多くの人達が楽しめ、自然破壊をしない配慮をしつつ野生の恵みをほどほどに持ち帰るならばOK』という“含み”みたいな部分があるらしいのだ。

で、私もほんの枝先の部分だけを採集させてもらうことにした、というわけです。

実際に名前を調べてみると、日本語でも聞いたことのないようなものが多い。

特に北海道出身の私にとって、秋に赤い実をつける木と言うと、それはつまりナナカマドのことで、単に種類を知らないというだけなのかもしれないけれど。


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手前がguelder-rose(テマリカンボク)、後ろが elder(ニワトコ)。



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左からbuckthorn(クロウメモドキ)、真ん中が hawthorn(サンザシ)、右が rosehip(ローズヒップ)、手前の黒い実はスロー。



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私のお気に入り、spindle -tree(ニシキギ属の低木)。


膝を痛めて長い距離を歩くのを止めてから、ウォーキングの楽しみ方が様変わりした。
どれだけ長距離を歩いたかで満足感を得る代わりに、今は通り過ぎる植物や頭上を飛び交う野鳥を立ち止まって観察することが中心になっている。
もちろん、毎日毎日それほど大きな変化はないのだけど、時々「おっ!!」と思うような光景を目撃したり、意外な場所で意外なや野生動物に遭遇したりすることがたま~にあるのだ。

そういう、たま~に起きる小さな“事件”に支えられて、なんとか日々の散歩を続けているわけなんですけど。
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Top▲ | by mini_robin | 2009-10-15 02:22 | イギリスの自然
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