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食欲も喜ぶ春
普段はどちらかと言うと食が細い方。

イギリス暮らしを始めて以来、私の食への姿勢は、一貫してこんな感じ。
ほどほどに好きな物でお腹を膨らませるよりも、本当に美味しく感じられるものを適量食べていたい。


私のようなタイプは、イギリス人の間ではかなり疎まれる。
「食事の意義とは、とにかくお腹一杯食べて燃料にすることであ~る!!」と言う典型的アングロサクソン精神の人々が、老若男女ともに多い国だから。

“お茶もお家が一番。ディナーもお家が一番”という訳で、常日頃お家での食事&お茶をいかに改善するかに熱意を燃やしているのが私です。






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で、まずお茶。
ここ1年くらい、ほとほと一般のスーパーで扱っているティーバッグで淹れる紅茶の味にうんざりしてきたので、ついに『リーフティー派』宣言をした。
いくつかオンラインショップを試して、これまた紅茶の質・サービスの質の悪さでうんざりさせられて、ようやく辿り着いたのがオックスフォード最古の小売店と自称するこちらのお店
灯台もと暗しとはよく言ったもので、今まで店の前を通っても「きっとツーリスト向けの店だろうな」と遠ざけていたのだけど、一度この店のブレックファスト・ブレンドを飲んで驚いた。
「これこれ!紅茶ってのはこうじゃなくちゃ」
と、思わず膝を叩きたくなった。だって、私たちは“お茶の国の人”だもの。
香ばしくて、かすかに蜂蜜のような甘い匂いが感じられるその芳香をまず楽しんでから、ミルクをほんの少し注ぐ。
自分で焼いたスコーンやマフィンのお供に、この紅茶を飲むとき「日常の贅沢』ということをしみじみ噛みしめるのだった。


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ブルーベリー・マフィン


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バナナ・スコーン


ちなみに、「リーフティーはポットをいちいち洗うのが面倒で」、と言うのがティーバッグ派を続けていた理由のひとつなのだけど、ある時このサイトで簡単で美味しいリーフティーの淹れ方の秘密を得て以来、早速私も似たようなツールを買いこんできて試してみたら、これが大正解。
この計量カップ方式だと、何しろ茶葉を捨てて洗う作業がポットよりもずーっと楽ちん。
茶葉を計るための専用スプーンなんて、10数年イギリス暮らしをしていて今まで見た事もなかった。


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いやはや、世の中知らないことばかり。

知らないことと言えば、この間紹介したルバーブ。500gのルバーブ煮ました↓

b0059962_19584572.jpgなかなか反響が多くてとても喜んでいたら、実家の地元新聞サイトに「ルバーブ・アイスクリーム」をメニューに載せている某アイスクリーム専門店の記事が載っていた。
どうやら、うちの実家の辺りではルバーブを栽培・加工している企業&人々が結構いるらしいのだ。
ヨーグルトに合うのだから、アイスクリームのフレーバーにするのは自然と言えば自然。
そう言えば、余っていたショートブレッド(強烈にバター風味のするスコットランド発祥のビスケット)にルバーブのコンポートをのっけて食べてみたら、意外に美味しかった。

最後は独りご飯の記録。

この時期、紫ブロッコリー(これです)がスーパーや野菜マーケットにたくさん出回るのだけど、普段ブロッコリーにはあまり興味がない我が家も、このパープル・スプラウト・ブロッコリーだけは別物。
たいてい、土鍋を使って電子レンジで蒸してから、胡麻和えにして食べている。


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料理研究家の有本葉子さんの本の中に、“野菜だけをシンプルに煮込んでパスタのソースにする”というアイデアが載っていた。
「これ、イタリアの野菜みたいに味の濃いものだから美味しくできるんで、イギリスの野菜はダメだろうな」と思ったのだけど、紫ブロッコリーはイギリス産野菜の中でも風味も味も比較的強めなので、これで試してみたらどうかな?と思ったのだ。
エシャロット&ガーリックを多めのオリーブ油で炒めてから、紫ブロッコリーを加え、蓋をして弱火で20分くらい煮込むd。
仕上げにツナ缶と白ワインを加えて軽く水気を飛ばしてから、ラングィーニとあえて出来上がり。

これはなかなか美味しかった!赤唐辛子をちょっと効かせるのがポイント。
お好みで、最後に刻みのりをかけて和風スパゲティ風にしてもあうと思います。

いただきまーす!
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Top▲ | by mini_robin | 2009-04-25 20:07 | キッチン
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