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そして旅は続く
先日、Yahooメイルをチェックしようとアクセスしたら、ユーミンの最新アルバム発売という特集記事があった。

もう何年も彼女の音楽から離れていたけれど、“3年ぶりの新作”という見出しに「え?あの量産体制のユーミンが、3年もアルバム出してなかったんだ」という驚き&好奇心から記事をチェックしてみた。
私ごとだけれど、この小旅行の間中、自分の中でちょっと色々考えていたことがあった。
で、『そしてもう一度夢を見るだろう』というタイトル、そしてインタビューの中の

でも旅っていうのは変化だと思うので。旅をすることで自分が変化して、その変化した自分が接すると、“新しい過去”に出会えたりするんですよ。

という言葉を読んでいて、何かが頭の中で「!」と鳴った。
探していた答えが見つかった、と言うのともちょっと違うのだけど、遇然の共通点を見出した、とでも呼んだらいいだろうか。
それで、独りで勝手にうれしくなっていたのだ。




旅という行為が作りだす『日常からの離脱』。
そして、その離れてしまいたいと感じる日常の中にも、実は“旅”は潜んでいるということ。
そんな風に考えてみると、“旅をすることで自分が変化”するのは自分の気持ち次第であって、実際にどこかへ移動しなくても、実現可能なんだなということ。

インタビューの中でもユーミンが言っているけれど、旅は何も場所の移動というだけではなく、時間の旅でもあり、実は目的地などなくて旅そのものが目的でもあったりする。

この意識を心に留めておくと、毎日毎日同じように繰り返される日常を重ねていくのは、それほど“重い”ことでも、ましてや“無意味なこと”ではなくなってくると思えるのだ。

なんだか抽象的で「なんのこっちゃ」と感じる方もいると思うけれど、インタビューを読み、更にこのポッドキャストを聴いて数年ぶりに彼女の肉声でもってユーミンの制作舞台裏話を聞いたりすると、「なるほどなあ。まだまだユーミンも頑張ってるんだな」と勇気づけられてしまった私である。
それは、ヒット曲を作り続けるアーティストとしての存在と言うより、『同じ時代を共有する年上の女性の生きざま』的な部分で、刺激されるという意味で。

前置きが長くなったけれど、今回の“私の旅”はこの2年ほどかなりいい加減になっていた生活周りをちょっと見直してみる良いきっかけになった。
詳しい説明は省くけれど、一泊したB&Bがとても素晴らしくて『快適な生活の場を作る努力』と言う点で、ちょっと刺激を受けた。
ここに写真が紹介されているけれど、このどれもがまったく事実そのままです。
たまーに、イギリスの宿泊施設のホームページには事実とは違う、見る人を欺くような撮り方をした写真を載せて宣伝しようとしている所もあるけれど、このB&Bはまさにこのサイトで紹介されている通りです。)

朝食に添えられた手作りジャム(ストロベリー・プラム・マーマレード)があまりに美味しかったことから、話題は現在イギリスで盛り上がっている“grow your own vegetables(自給用の野菜作り)ブーム”へ移った。
私が「初心者でもまず失敗しないタイプのトマトすら育てられなかった。だから、もう野菜や果物を自分で作る気にはなれない」と話すと、「イチゴはトマトなんかに比べるとずっと簡単。コンテーナーやハンギング・バスケットで簡単にできるんだから。うちにまだ苗が残っているから、良かったら持って行くといいわ」と、ささっとスーパーの袋に入れて持たせてくれた。
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宿泊客とは言え、初対面の人間に対してこういう親切がサラっとできる人って、イギリス人には珍しい。
イギリス人はたいてい“シャイだから”、面識のない人間へはどちらかと言うとまず警戒心を抱く人が多いし、親切心を行動に移さないor 口に出さない人が圧倒的に多いものだ。



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暖かい日が続いた週末の後で、急にあちこちに姿を現し始めたムスカリを集め、殺風景な家の中に飾ってみた。


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オーナーさんから頂いた苺の苗も、物置の隅に押し込まれていたハンギング・バスケットやコンテーナーを出してきて、早速植え替え作業。


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これまでせいぜいハーブを育てる程度だった我が家の“菜園”で、「自家製いちごを使ってストロベリージャム作り!」の夢が果たせるのだろうか?

ユーミン曰く。
その先に光があると思ったら、それを信じてアタフタしてでも恐れずに進むことが、自分を若くさせる



失敗を恐れずせっせとイチゴ栽培をして、私もユーミン的精神論にあやかるぞ!
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Top▲ | by mini_robin | 2009-04-11 00:21
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