Top
サミットとソーダブレッド
急な話なのだけど、週末に一泊でちょっとお出かけすることになった。

たいてい、我が家の“外出計画”と言うのはこんな具合だ。
急に決まって、バタバタと数日で全ての準備をし、出かける当日にはへとへとになって家を出る。
これもすべて、夫の『思いつきで生きてます』的な行動のせいなのだけれど。

そんなわけで、この数日間はパールを預けるケネル(犬ホテル)の問い合わせ&予約だの、宿の手配だの、冷蔵庫の残り物片付け作業だの、溜まった洗濯&アイロンかけ作業だので大忙し。
正直、今朝は布団から出るのが苦痛なくらいくたびれていたのだ。

でも、夫と水入らずの一泊旅行なんてほぼ2年ぶり。パールに寂しい思いをさせて行くのだからその分しっかり自由時間を満喫しなくてわ!と思っている。
ついでに、この1週間ほど膝の痛みがまた復活してきたので、丁度よい休養になればいいかなとも思っている。

さて、そんな日々の中イギリスはG20サミットの話題一色だった。
そして、話題の一番の中心は何と言っても“オバマ夫妻”。
選挙運動の頃から「いいなあ~」と好印象を持っていたけど、すっかりミシェルさんに魅了されてしまった。
彼女の存在は、明らかにイギリス国民の間での氷のように硬い“アメリカ人卑下・嫌悪”の気持ちをじんわりと溶かしたに違いない!
あの自然な振る舞い、そしてさりげない笑顔。
普段はあまりこの手の政治ネタに興味のない私も、朝からBBCのニュースサイトで『ミシェルさん、エリザベス女王に会う』とか『ミシェルさん、病院を訪問』とか『ミシェルさん、あまり好きではない紅茶を飲む』なんていうビデオを熱心に見ている始末。




そしてニュース欄のこの手の話題もしっかりチェック。

『Jamie Oliver's G20 Menu』


ジェイミーによれば、このメニューを家庭で再現するとしたら、約一人当たり11ポンド位なんだそうだ。
今回のサミットの重要な課題の一つ「経済危機をどう乗り切るか」と言うテーマを受けてなのか、サミット特有の贅に贅をつくした大晩餐会はあえて避けたということなのだろうか。
そう言えば、北海道で行われたサミットの際の食事内容は、そのかなり度を越したグルメぶりについて、イギリスのメディアではかなり辛辣に批判されていたっけ。

今回のメニューの中で私が「お!?」と思ったのが、前菜に添えられたソーダブレッドの存在。
“英国料理の良さをアピールする”というのがジェイミーの狙いなのだけど、アイリッシュ系の流れも忘れずに加えているところが(注:英国はイングランド・ウェールズ・スコットランド・ノーザンアイルランドから成る)なんともポリティカル・コレクトでにくい。



b0059962_31464.jpg

で、今日のお昼は“サミット記念”と言うことで、私も便乗してソーダブレッド”を焼いてみた。
図書館から借りていたこの本に載っていたソーダブレッドが、なんとも美味しそうだったから、単に試してみたかっただけなんだけど....。
チーズだのハーブだのがやたら入っているので伝統的とは呼べないけれど、このパンを焼いている時の香りの良さったら....!!


b0059962_3131090.jpg

ピザを焼く匂いがしてくると、落ち着かなくなるパールだけれど、このパンの匂いもどうにもイレジスティブル(抵抗できない) だったらしく、オーブンの前を行ったり来たり。
焼き上がったパンをサックリと切り分けていると、私の後ろにぴたりとついて離れないのだ。

ただ、正直言ってレシピそのままでは(量が多いので半量で作ってみた)日本人の味覚にはあまりに風味が強烈すぎ。
塩味もハーブ(タイム&チャイブ)風味も、そして小さじ一杯という大量の黒コショウの辛味も、とにかく「これでもか!」という感じで口に広がるのだ。
香りにつられて「もう一切れ」と手が伸びるのだけど、明らかにこれは薄く切ってほんの少しだけ食べる方が合っているみたい。

でも、レシピをアレンジし直してもう一度挑戦したい!と思わせるほど、美味しい~匂いがキッチンに漂いなかなか幸せな気分。

簡単キャロット・スープを添えて独りランチ

b0059962_3143445.jpg





さて、ソーダブレッドで腹ごなしして、次の作業に取り掛かろう。忙し忙し。

そんな訳で、次の更新は週明けの予定です。
皆様、たのしい週末を!







週末には初めてのお留守番がやって来るとも知らず、眠り続ける犬。


b0059962_3172893.jpg



b0059962_3174599.jpg

[PR]
Top▲ | by mini_robin | 2009-04-03 03:22 | 英国事情
<< 春のバースを訪ねる~その1~ | ページトップ | 噂の丸パンを焼く >>
"springleaves" Skin
by Animal Skin