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食糧難を乗り切る?
かなり大げさなタイトルをつけてみました。


食糧難を乗り切る?_b0059962_0105480.jpg

イギリスの記録的寒波はようやく終盤を迎えつつあるよう。
今日はこの周辺も朝からかなりの降雪があったのだけれど、週末の天気予報(イギリス南東部)は晴れ。
最高気温もなんと7度と予想されている。フレ~イ!

村周辺の道路も歩道を除けば全面開通!
歩道は塞ぐは辺りを散らかすわで、大混乱の素となっていたゴミの山も今朝になってようやく姿を消した。
これで生活はすべて元通り、と言いたいところだけれど、明らかにこの“大寒波”が残した影響があちこちに出始めているようだ。

一番身近にそれを感じるのは、やはり食料品。
すでに『葉物やキャベツ類への大打撃』のニュースが聞かれているし、昨日村の野菜マーケットでもその手のものは明らかに品薄だった。
店主のAさんによれば「私はいくつか仕入れ元があるから、まったくストックが無くなるってことはないんだけど、値段が上がるのは仕方ないわね。でも、何よりもファーマーが受けた被害を考えると本当につらいわよねえ」と話していた。

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Top▲ | # by mini_robin | 2010-01-14 00:19 | キッチン
フローズン・ブリテン
いやはや、イギリスの今年の冬はどうしちゃったのでしょう?!




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→1月7日のイギリス、サテライト写真。(提供BBC)
真冬日(日中の気温が零度以下になる日のこと)が毎日のように続き、雪もほぼ一日おきくらいにぱらぱらと降り続いている。
村周辺の道路状況が悪いのか、それともシステム自体が混乱しているのか、火曜日に回収されるはずのゴミの山はそのまま。
年末からの“持ち越し分”のせいで、あちこちで蓋が閉まらないゴミ箱からのおこぼれが路上に散らばり、なんだかスラムみたいなのだ。



秋~春にはフットボール、夏はクリケットに使われるグランドもこの通り↓。


フローズン・ブリテン_b0059962_294846.jpg

更に村の住人達の恐怖心を煽っているのが、唯一のスーパーである生協の棚が日に日に空っぽになり、それが何時までたっても満たされないという事実。
噂によると、昨日の朝8時頃に入荷した牛乳は昼前にはぜーんぶ消え去り、今朝夫を偵察にやった結果によると「生鮮食品も乳製品も何もかも空っぽだった」とのこと。
缶詰やトイレットペーパーの類も底をつき始めているらしく、これでは“自然災害下の緊急事態”ではないですか。

小・中学校&保育園はすでに3日間閉鎖されている↓。


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小規模の店ではあるけれど、この村を中心その周辺の村々を少なく見積もっても100世帯以上はこの店に頼っているんだから、もう少し事前に準備するとかできないのだろうか?
24時間まったく在庫無しって、21世紀のこの世の中でちょっと許されないんじゃないの!?とだんだん私も落ち着かなくなってくる。

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Top▲ | # by mini_robin | 2010-01-10 02:26 | 英国事情
大雪警報発令中
イギリスは記録的な雪に見舞われていまーす。


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空港閉鎖、高速道路閉鎖、列車は停まり、何処にも行けませーん。

昼に配達されるはずの食料品は、夕方に5時になってもまだ届かず。
冷蔵庫を開けると、声がこだまするくらい物が無い。

村の生協の棚は、昨日の午後にはすでに“パニック買い”のために空っぽ。

でも、雪道ですれ違う人々の表情はニコニコ顔なのが不思議。
大人も子供も突然の“イベント”を楽しんでいるみたいなのだ。


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で、我が家にも突然の大雪に狂気している誰かさんがいた.....。


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Top▲ | # by mini_robin | 2010-01-07 02:05 | イギリスの自然
Life goes on....
2010年になりました。

しばらくブログを休止していましたが、年も変わったことだし気持ちを切り替えてまた細々とブログを続けて行こうと思い立ったところです。


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昨年の12月中旬から、色々考え抜いた末に日本に一時帰国していたのです。
10日ほどの滞在でしたが、心身ともにすっかり消耗してしまい、イギリスに戻って来てからほぼ半病人のような毎日を送っていました。
体調の悪さもブログ休止のひとつの理由だったのですが、日本へ旅立つ前までのあらゆる悩み・不安、そしてある種の恐怖のような感情が、日本へ行き家族と時間を過ごすことで解決するだろうなあと期待していたはずなのに、解決どころか更に深く重く自分に圧し掛かって来る結果になって、正直自分でも混乱していたのです。


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詳しい内容はあえてこの場では公表しませんが、「人間同士が本当に理解しあうのって、なんて難しいことなんだろう」という、漠然とした気持ちのようなもの。そして、(これは100%個人的感傷だと断っておきますが)家族愛とか夫婦愛と言うのは、現在の日本社会では『便利でハイテクな暮らしを維持することや経済的充足感』よりも軽く置かれているのじゃないだろうか?という気がしてなりませんでした。


ひとまず、ふつうの日常生活が送れる程度に気力・食欲・体力を取り戻したのは2009年も終わりの頃。
恐る恐る家から一歩踏み出し、30分ほど村の中で用事を足していると次々と顔見知りに出会い、日本での10日間で他人と交わした会話数を大幅に上回るコミュニケーションをしている自分を省みて、なんだか奇妙な気分になりました。
「ああ、私にとっての“Home”はもうここにしかないんだなあ」としみじみした気持ちになっていました。


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私がイギリスに戻った日以来、記録的な寒波が続いていて、今年はいつも以上に春が待ち遠しいなあと感じます。でも、春が来る頃のことを想像すると、決して心躍る事ばかりではないのも十分承知しているし。
それでもあえて、“いいこと・うれしかったこと”に殊更スポットライトを当てる毎日にしよう、と言うのが今年の私の豊富&願いです。


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この一年もよろしくお願いします。

鍵コメを残してくださった方々へ
Top▲ | # by mini_robin | 2010-01-05 23:50 | 飼い主日記
生きていると色々な事が起きる
あっと言う間に1週間が過ぎてしまった。

40数年も生きていれば色々な目に遭うし、外国暮らしという環境も手伝って人間関係や家族関係については、かなり柔軟で縦横無尽な考え方ができるつもりでいたけれど、人間の心と言うのはそう簡単に“理屈”だけじゃ乗り越えられない出来事(過去のエピソードなど)・思い(憎悪、愛情、諍いなど)が複雑にからみあっているものなのだなあと、しんとした気持ちでいるmini_robinです。

本題に入る前に、前回のブログにコメントを寄せて下さった方には、返事が遅れてごめんなさい。
すでに時間が経ってしまったので、この記事でご返事に代えさせてください。

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Top▲ | # by mini_robin | 2009-11-20 00:17 | 飼い主日記
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